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親子間売買について

親子間売買を検討している方に特に注意点

「親子間売買」を希望される方にとても大切な注意点があります。近年、インターネットの普及によりご自分で調べて「親子間売買」をお知りになる方も多いと思います。「親子間売買」を知ること自体は全く問題はありません。

しかし、親子間売買という売買方法は一般の方が簡単にできる売買ではありません。ご両親の大切な不動産を守るためにご子息が立ち上がり、銀行や信用金庫に融資をお願いしても95%以上の確率で断られると思います。(ご子息の年収等が高くても結果は同じです)日本の金融機関は「親子間売買」を認めていません。

ここで大切な注意点ですが、
むやみに金融機関・信用金庫に融資を申し込み、一度でも申込みを金融機関に断られますと、断られてしまった履歴が個人情報として6ヶ月間残ります。


この結果、本来私たちが取り扱う金融機関(親子間売買に融資を行う金融機関)にもその履歴の影響で融資を認めていただけないケースが増えています。
親子間売買をご検討されています親族の代表的な方には特に注意して頂きたい点です。銀行や信用金庫に相談に行かれる前に必ず私たちに相談して頂きたく思います。特に競売に入っていて「親子間売買」を希望されるご家族にとって履歴が残る6ヶ月間は致命的な時間になります。是非、ご相談ください。

親子間売買とは?

①愛着のあるご自宅から離れたくはない
②体の不自由な親が近くに住んでいる、介護をしている親が近くに住んでいる
③高齢が理由により賃貸住宅を借りるのが難しい
④子供が通学している学校を変更したくはない
⑤店舗付住宅等で自宅でご商売をされていてお店の場所を移したくない。


様々な理由により「自宅に住み続けたい」というご希望を叶えることが可能になる手法の1つです。
一般的には「親子間」で不動産売買を行うことによって、債権者である金融機関に残債務を支払い抵当権を外してもらいます。リースバックとも呼ばれています。
一番のデメリットは、通常の金融機関よりも貸付金利が高いことです。しかし、最近では途中から「借り換え」を行うことによってこのデメリットも緩和されてきました。住宅ローンの借入ができる年齢を考えた場合に、通常の「親子間売買」は「子供が親を助ける」という形が一般的です。(逆の場合も勿論あります)
無事に親子間売買が成立した瞬間には最高の「親孝行」を行った瞬間でもあり、親御さん、ご子息が満足されることは言うまでもありませんし、私たちも安堵と満足感に満たされる瞬間です。
大分任意売却相談室
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